日中は隠して置きたい存在、パンツ。

パンツってあるじゃないですか。パンツ。

私たちの局部を守ってくれる
大切な存在であるパンツ

24時間共にする存在なのに
あまり日の目を見ることはないですよね

あれは忘れもしないお台場でのデート

ジョイポリス前で入場券を買うか
はたまたフリーパスを買うか
彼氏様と話していたそんな時

背後から忍び寄る２つの影

なんだかオドオドとした
女の子２人組
後ろの女の子に関しては
完全に下向いている

なんだこれなんだこれ
完全に初めてのパターン
２人組の女の子がなぜ
私に話しかけてくるんだ

状況が理解できない私

一瞬で考えを巡らす私

「え、あ、…はぁ」
みたいな間抜けな返答をしている私に
話しかけて来てくれた方の女の子が
私の耳元でこう、囁きました

んんんんんん〜〜〜〜〜？？？？？？

ねえ、目を見てよ

丸 見 え ？
ま る み え ？
M A R U M I E ？

どういうこと？パンツが？
パンツってあれよね？
こんな日中のお台場で
出すことあんまりないよね？

んんんん？
けどパンツが出てることを
教えてくれようとしてたなら
言いにくいことだし
オドオドするのも納得だぞ？
そりゃあ下もむくぞ？

てことは…？

後ろをちらりんちょ

ああ〜〜〜〜
なるほどねぇ〜〜〜

今私のパンツ
完全に日の目を見ている
パンツにスカートの裾
完全に挟まっちゃっている

オッケーオッケー
なるほどね〜〜〜〜

光の速さより早く
パンツからスカートをだし
女の子達にお礼を言いました

ありがとう
本当に心からありがとう
変な修羅場を疑ってごめん

あ、いや、間違いなく
変な修羅場ではあったけれども

これを読んでいる
キャストの皆様

今、パンツは見えていませんか
「いやそんなことあるわけない」
そう思っている時期が私にもありました

そりゃあ私だって真昼間のお台場
それも家族づれの多いジョイポリス前で
好き好んでパンツを公開していたのでは
決してございません

気付いたら、公開していたのです(真顔)

この一連の会話のあと
彼氏様の方を振り返ると
喜怒哀楽のどれだよ！
とさまぁ〜ず三村さんを
降臨させ突っ込まざるを得ない
なんとも不思議な顔をしていました

あ〜びっくりした

よもぎ